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アトピー

※これは過去違うブログで書いた記事のリメイクです。

 

僕はアトピーです。

もう小さい時から、大人になった今も、ずっとです。

症状は、まぁ、ひどいほうです。

自分では、実はそんなにひどくはないと、長年思ってきましたが、でもやっぱり、体にはずっと積み重なって、掻いた跡とか、傷跡とか、アザみたいなのがいっぱいあるので、まぁ全体的には、ひどいほうだと言わざるを得ないです。

中でも顔はそうでもないと、思ってはいたのですが、でも黒いです。

もともと地黒だということもあるとは思いますが、肌が弱く、乾燥肌だし、少量とはいえ、長年塗り薬をつけてきた蓄積(副作用的な?)もあるだろうし、似顔絵で遊園地とか外でやることも多いので、一回出るだけでも一瞬ですぐ焼けるんですよね、そういう積み重ねで、いまだいぶ黒いです。

僕の周りの皆は、優しいから、あんまり言わないですけど、それでも一応30年以上生きてきたら、いろいろ言われましたし、今はもう全然気にはしてませんが。

もうこれが僕のひとつのアイデンティティにすらなりつつあります(笑)

しょうがないですよね。

一生付き合っていくものだとずっと思ってきましたし。

アトピーは治すもの(完治)ではなく、抑えるものだという認識がずっとあって。

だから、この楽天的な性格も相まって、それほど深刻にならずに(もちろん深刻な状況の時もあったし、死んだほうがマシだと思ったことも何度もありますが)、ここまで来たわけですが、そのせいで、ずっと良くも悪くもならずに、今まだこの有り様というわけです。

今ふと思うと、ビジネスの世界でよくある認識として、「現状維持は後退」という概念がありますが、僕はアトピーに関してはまさに常に現状維持(悪くならないように)を目指してきたのですが、その結果は後退、つまり結果としてはひどくなっている状態と言えると思いました。

 

それではダメというわけです。

 

でも、人間としては少しづつですが、確実に成長しているなとは実感しています。
こういうブログを書くことだってそうです。
こんな赤裸々なことを発信しようなんて、4~5年前は思っていても出来ませんでした。

 

自分をもっとオープンに。

 

僕はこういう人間なんですと、表現してはじめてそこでリアクションがあるわけで。
言わなければ、言ってないのと同じ。
言ったから伝わるというものでもないですが。

 

でも言わなければ始まらない。

 

ひとりの人間として、似顔絵かきとして、
こうやって自分を表現していくことは、将来的にも必要だろうと思ったので。

別に大それたことを言うわけではないですが、
同じようにアトピーやコンプレックスなど、いろんなことでたくさん悩んでいる人たちに、

こういう人もいるんだなって
こんなんだけど前向きに頑張って生きてるんだよって
知ってもらえたら嬉しいのです。